メールマガジン2023/APRIL
- コーヒーボーイ メンバーズの皆様へ
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コーヒーボーイ・メールマガジンでは、ショップ情報のほかコーヒーにまつわるトピックスをお届けしています。 今月はスタッフの「コーヒーとの出会い」をご紹介します。
- 4月のおすすめ豆
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4月にご紹介するビーンズは、軽やかで香ばしいデカフェ「ブラジル・カフェインレス」です。 デカフェとはカフェインを除去したコーヒー豆のことで、米国を中心に世界中で需要が増えてきている注目のコーヒー豆です。 日本で主に流通しているのはカフェインを除去するのに水もしくはCO2を用いる方法のものだけで、安全で体にもやさしく美味しいコーヒーばかりです。 特に今回用いられている「ブレーメンウォーター」とよばれる処理方法は、 コーヒー豆が元々もっていた美味しさの成分を損なうことなく生かすことができるのが特徴です。 ブレーメン・ウェーザー川の豊かな水で精製されたデカフェコーヒーをやや浅めに焙煎しています。 軽やかで香ばしいテイストのカフェインレスコーヒーをどうぞ気軽にお楽しみください。
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- コーヒーとの出会い
山口店・安達 彩 -
両親にコーヒーをいれてあげたら、とっても喜んでくれる。 とくにお父さんは本当に嬉しそうにニコニコしてくれる。 それが私の、コーヒーとの出会いです。小学校4年生の頃でした。 インスタントコーヒーだったのですが「父はスプーン2杯、母は3杯」とそれぞれの好みの通りにつくると「人に喜んでもらえることができる」「自分も何かできる」という嬉しさが、喜ばれる接客業がしたいという私の基本になりました。 COFFEEBOYとは専門学生の頃に出会いました。周南市のPH通り店が、学校とアルバイト先の間にあり、必ず立ち寄る大好きな場所でした。 授業の合間や試験の前には、いつも店内で勉強したりして長居をしてしまったことも数えきれず・・・(苦笑)。 でも実は私「紅茶派」で、コーヒーは苦手だったんです。オーダーは決まって「ピーチティー」。 コーヒーショップに紅茶を飲みに行くそんな私でも、当時PH通り店の店長だった遠近さんはいつも笑顔で迎えてくれました。 学校へ向かうときには「ちーちゃん、いってらっしゃい」と、ニックネームで送り出してくれて、その優しい距離感が何よりも心地良かったのです。
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専門学校を卒業後は岩国で就職し、仕事の場面で「コーヒーを飲む機会」が多くなりました。 PH通り店との出会いをきっかけに、カフェ巡りにすっかりハマっていたのですが、よく通っていた地元のカフェでコーヒーを飲ませてもらうことも増えていったんです。 オーナーさんが「カフェ好きならコーヒーは絶対飲めた方が楽しいから!」と、テイスティングを勧めて下さったのが最初でした。 今思うと、様々な方々との出会いで少しずつコーヒーの世界が広がっていったように感じます。 久しぶりにPH通り店を訪れて「コーヒーお願いします」と注文したら、遠近さんにとっても驚かれたのを覚えています(笑)。 その後、自分のやりたい仕事の方向性とのギャップを感じて転職を考えた時、子どもの頃に味わった「喜ばれる接客業」がしたいと考えるようになり、その理想に近いのはPH通り店で味わった居心地の良さだと気がつきました。 ただ、COFFEEBOYが大好きすぎて「私がスタッフなんてできるわけがない!」という葛藤もあって、なかなか踏み出せない私もいたんです。 悶々と悩む中(笑)、結婚を機に地元の周南市から防府市に引越すことが決まったタイミングで山口店のスタッフ募集を目にしました。 遠近さんに相談すると「絶対向いているよ!」という後押しをいただき、さらに夫の「まずはやってみれば?」との言葉に勇気をもらい、夢だったCOFFEEBOYのスタッフになりました。
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私がやりたかった仕事は「日常的な非日常」の場所、「大きな安心感」が醸し出される空気をつくること。マニュアルではないサービスを提供することです。 COFFEEBOYのスタッフになって感じたことの一つに「接客の正解はひとつではない」ということでした。 そう感じたのは先輩に教えられた「安達さんがお客さまのことを心から思って接客をしていたら、それが正解なんだよ」という言葉からです。 心の距離を大切に、親しく接しながらも「敬意」を忘れない…そんな接客スタイルを追求したいと考えています。
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元々は紅茶派だったこともあり、コーヒーの知識に関しては入社してから知ることがほとんどでした。 もちろん1年半経った今も猛勉強中。こんなに種類があるのか、奥が深いのかと改めてイチから学んでいます。 私は、疑問点や大切なことを全てノートに書き込み繰り返し確認することで知識を得るようにしています。 これは、山口店の山本店長がいつもしている方法なのですが、店長の背中を見て「私もやってみよう!」と真似して始めました。 お客さまの素朴な疑問やわからないことが一番良くわかるのが、スタッフ初心者である今の私。 だからこそ丁寧に答えられる部分があると思っています。 昨年11月から担当している「コーヒー教室」も、その気持ちを忘れずに開催しています。 教室が終わって、お客さまがとても充実した表情で帰られるのを見ると「喜んでいただけたな」と実感します。 この気持ちが私の「嬉しい瞬間」ですね□
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