メールマガジン2024/FEBRUARY
- コーヒーボーイ メンバーズの皆様へ
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いつもコーヒーボーイをご愛好いただきありがとうございます。 コーヒーボーイ・メールマガジンでは、ショップ情報のほかコーヒーにまつわるトピックスをお届けしています。 今月のトピックスは昨年11月に開催されたイベントの様子をお届けします。
- 2月のおすすめ豆
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2月にご紹介するビーンズは、長い余韻が広がる誘惑のモカフレーバー「エチオピア・モカ・ナチュラル」です。 モカフレーバーと呼ばれるベリーやカシスのような果実味あふれるフルーティーな軽やかさと甘酸っぱい香りで、 世界中のコーヒーファンを魅了するモカコーヒー。 活き活きとしたモカフレーバーを引き立たせるために、 コーヒーボーイのラインナップの中では かなり浅い焙煎:ミディアムロースト周辺で煎り止めています。 この品種の中にはコーヒー発祥の国らしく原種がかなり入っていることが多いので、 ややワイルドな風味も感じられます。 〈エチオピア・モカ・ナチュラル〉 プロダクトナンバー:No.945 生産国:9 アフリカ/エチオピア 焙煎度:4 ミディアム+ロースト 濃厚感:5 ミルキィな 精製方法 :ナチュラル製法 価格:756円(税込)100g
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- 今月のトピックス:
イベント 山口店「大人のお稽古」 -
コーヒーボーイ各店では、地域の皆様によりコーヒーを楽しんでいただきたいとの思いから、 コーヒーをもっと知りたい方に向けた教室や季節のイベントなど、さまざまな取り組みを行なっています。 今回は、そんな取り組みの一つをご紹介いたします。 今回のイベントにご協力いただいたショップ: ・フラワーショップLITOFU(山口市)>>LITOFU Instagram ・蕨菓匠「本多屋」(山口市)>>本多屋ウェブサイト *各種イベントは不定期開催になります。ご興味のある方は、最寄りの店舗までお問い合わせください。 今回ご紹介するのは、昨年11月に山口店で行われた「大人のお稽古」です。 秋の収穫に感謝する名月の行事を、花とコーヒーとお菓子で楽しんでいただくイベントとなりました。 アテンドを担当した光店店長・テイスティングマネージャーの守本が、暮らしの中で大切にしている季節の行事とコーヒーとの組み合わせをご案内しました。 テーマは「月待ち」。 11月22日(旧暦10月10日)は十日夜(とおかんや)と呼ばれ、十五夜と十三夜に並ぶ名月が見られる日です。 その十日夜を待ちながらお供えをしたり、語らいや飲食をして楽しむことを「月待ち」と呼びます。 イベントの最初は月夜を飾る花のしつらえを、山口市のフラワーショップ「LITOFU」さんにレクチャーしていただきました。 ベースとなる花器を選び、それに合わせた花々をアレンジしていきます。 個性的な花選びが魅力的なLITOFUさんならではのコーディネートにご参加の皆さんの個性が合わさり、どれも素敵な仕上がりになりました。 次はコーヒーのブラインドテイストです。 銘柄を伏せたコーヒーを飲みながら、用意したチャートにどのように感じたかをチェックしていきます。 五感を意識して味わっていただくことで、コーヒーの奥深さをより感じることができたのではないでしょうか。 ブラインドテイスティングの後は、簡単なドリップコーヒーのデモンストレーションも行いました。 「マニュアルに囚われずにコーヒーとの対話を楽しんで淹れましょう」という守本のアドバイスに、コーヒーとの向き合い方は人それぞれ、気張らずに自由でいいということを実感していただけたようでした。
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最後はコーヒーとお菓子のペアリングを楽しみました。 お菓子は小豆餡の入ったお餅にきな粉をまぶした「苞(つと)もち」(蕨菓匠 本多屋さん)をご用意し、控えめな甘さの「苞もち」との相性を考えて、コーヒーはほのかな酸味としっかりとしたコクのある「コロンビア・グランレイナ」を合わせました。 和菓子とコーヒーの組み合わせに驚かれる参加者もいらしたのですが、酸味のあるコーヒーと小豆菓子は実はとても相性がよく、それぞれの味の特性を損なうことなくふんわりと包んでくれるような、そんなやさしい気持ちになるペアリングです。 ぜひ一度、試してみてはいかがでしょう。 参加の方々からは、毎日のようにコーヒーを飲んでいても、ゆっくりと「味わう」ことはついつい忘れてしまっていたといった声が多く聞かれました。 お花のしつらえにしてもお菓子の時間にしても、日常の中で丁寧に向き合うことは難しい日々ですが、時には無理をしても上質なひと時を作って自分を労ることも大切にしたいですね。 コーヒーがそのひと時を担えたら、私たちも幸せです。
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