コーヒーデイズ:カフェの日常
新下関店・大下 剛
- 迷ったときは
「美しくて自然な方」を選択 -
店長として赴任して3年になります。正直にいいますが…朝起きて「お店に来るのがとても楽しいな」と思う毎日です。 COFFEEBOYはどのショップもだと思いますが、私たちも良い意味でスタッフとお客様との「壁」がない、落差がない。この空気感が良いところです。 下関で学生時代をすごして他県に行かれたお客様が帰省すると「お久しぶりです!」「お元気そうでなによりです」と話が弾みます。 私はファッション、バイクや車、洋楽ロックなどの音楽が大好きなので、常連のお客様と意気投合することも。 大好きなアーティストが共通のお客様から、ツアーグッズをいただいたこともありました。 今ガーデニングに凝っているのですけど、グリーンに詳しいお客様と店頭にある大きなサボテンからお話が広がり、アガベの小さな株をわけてもらい、生育のコツなどを教えていただくなど、コーヒーを通して趣味が広がる楽しさを日々味わえています。 COFFEEBOYのショップで流れている音楽、実は各店舗でそれぞれ自由に選んでいます。 新下関店では、朝、気がついたスタッフがインターネットでのプレイリストの中から、今日の気候や季節や気分にあうものを選んでオンしています。 特に担当があるとか選曲を決めているわけではありません。「ちょっと違うな」というときは誰かがチョイスし直したりすることもあります。 でも別にぶつかることなく、それぞれの呼吸でちょうどいい音楽がはまっていくのが面白いところです。
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ショップごとに選ばれる音楽も少しずつ個性があるようです。スタッフの人柄が見えて面白いかもしれませんね。 実際会社には社長以下音楽好きが多いです。私も中学の頃からギターをやっていましたが、COFFEEBOYの仲間たちと出会い、また音楽の愉しさを取り戻しました。 休憩室にもギターを置いていて、休憩時間に弾いてリラックスしているんですよ。 お店での私の得意分野は、器具関係でしょうか。
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そんな器具関係が得意な私ですが、店舗には多くは陳列していません。 以前は白い壁に棚を作って器具も多く置いて販売をしていました。 しかし昨年春、それをやめて店内をシンプルにしました。 COFFEEBOYで大切にしている「判断基準」を大切にしたからです。 「それは美しいか/美しくないか」 「それは自然か/不自然か」 迷ったときはこの視点に戻り、美しくて自然な方を選択をしていきましょうというのが社長の考え方なのです。 白い壁は、写真展やアート作品とのコラボレーションイベントなどに使う方がいいんじゃないかな。 昨年秋にはCOFFEEBOY各店舗持ち回りで周南の写真家ヨシガカズマさんの巡回写真展を開催しました。トップバッターはここ、新下関店でした。 その方が、美しいし、自然に楽しいですよね。 「コーヒーの幸せ」がある。心地良いからまた来たいな、ショップスタッフのおすすめが良かったからまた相談しよう…そんなお店であり続けたいと思っています。
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